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愛される画家になるための絵画教室

これから画家になりたい人必見!京都の日本画家・宮毬紗(絵画教室講師歴24年、一晴画廊オーナー)のネットで学べる絵画教室

絵の具の数は少なくていいんです

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こんにちは。

宮毬紗です。

 

写真のは、雪の日に咲く花のイメージで描いたイラストです。

 

この記事で、1枚の絵で使用する色数について、少し触れました。

miyamarisa.hatenablog.com

 

1枚の絵のなかで使用する色の数は、そんなに多くなくていいです。

 

最初は少なければ少ないほど、いいですね。

 

色の幅を感じるための、最高の練習になるからです。

 

 

例えば。

新緑の季節に、山のある風景を描きたい場合です。

麓の山村は入れません。

 

絵に使用する色は、木々のグリーン系と、空のブルー系がメインになると思います。

緑と黄緑、青緑、青と水色。

その色だけで、絵を仕上げてみてください。

 

黄緑色は、チューブで買ったものでもいいです。

パレットの上で、黄色と緑色を混色しても作れます。

黄色と緑色、別々に塗るのもいいですね。

 

では画面で混色する方法です。

 

先に黄色を塗って、乾かします。

次に、その黄色の上に緑を塗ります。

 

絵の具を溶く濃さで、色味が変わります。

 

この逆で塗ると、また違った黄緑になりますよ。

緑色を先に、黄色を後に塗るのです。

 

水色も、画面の上でも作れますね。

 

青色を塗って、白を上から塗ります。

白の上に、薄く青色を塗ることもできます。

 

青緑も、緑色と青色の絵の具を塗る順番を変えることで、違った色に見えます。

 

この方法で描いていくと、緑と黄、青と白の4色の絵の具だけしか使用しなくても、画面に色の幅が出てきます。

 

使用する絵の具のチューブは4本でも、「たった4色しか使っていない絵」ではありません。

その体験を、一度してみてくださいね。

 

 

そして何よりも。

 

これが重要なのです。

 

使用する色数が少ないと、絵が見やすくなります。

 

本当に大事なことなんです。

 

 

公募展の審査でなどで使われる「絵が見やすい」という言葉は、じつは褒め言葉です。

 

色数がムダに多いと、鑑賞者の焦点が拡散し、その絵で何が言いたいのか、主張がボヤけてしまうからです。

 

ボヤけた状態を、「絵が見辛い」と表現します。

 

「君の今度の絵、ちょっと見辛かったかなー」

 

審査員にそう言われたら、「絵の要素がゴチャゴチャしている」ということです。

 

「もっと絵を整理してもいいよ」

 

そう言われたら、チャンスです。

 

次回から色数を少なくするだけでも、絵が整理されて見えます。

 

 

あなたの感動したものを、どうやって鑑賞する人に分かりやすく伝えるのか。

 色数を制限することも、その手伝いをしてくれる、ひとつの方法となります。

 

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