強烈に愛される画家になるための特別講座

結果を出せる画家になりたい人のためのテクニックが満載!画廊オーナーで京都の日本画家・宮毬紗(絵画教室講師歴24年)がファンから圧倒的に愛される戦略を教えます

色の好みに県民性はありますか?問題

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こんにちは。

宮毬紗です。

 

食欲がなかったので、お餅をストーブで焼いて食べました。

小さな頃は、母が鹿児島県の出身なので、干し芋をよくストーブで焼いてくれました。

 

ストーブで食べ物を焼くと、母からの愛情を思い出します。

 

そんな母とは、あることで、まーったく意見が合いませんでした。

 

 ズバリ。

 

色の好みです。

 

 

鹿児島生まれ、鹿児島育ちの母の好きな「青」と、京都生まれ京都育ちの私の好きな「青」は、ぜんぜん違います。

 

この記事にも書きましたが、あなたにも、小さな頃の思い出と結びついたような、好みの色があるはずです。

miyamarisa.hatenablog.com

 

こちらの記事でも、描く絵と思い出がリンクしている可能性がある実例を書いています。

miyamarisa.hatenablog.com

 

例えばですね。

 

「どうしてその色のカーテンを買ってくるの?」事件

 

これは尾を引きました・・・。

 

母が私の部屋に、新しいカーテンを買ってきてくれました。

西日が当たる部屋で、黄緑色のカーテンが、ほぼ黄色になるまで色あせていたので。

 

優しい母です。

南国の人らしく、大らかで、お人好しなところもあります(笑)。

 

「ほら、青のカーテンよ。きれいな色でしょう?」

 

・・・。

  

・・・お母さん、本当に申し訳ないです。

 

その色、嫌いです。

 

って、実際には言えませんでした(笑)。

 

いや「青」は好きなんです。

母に「青色が好き」と言ったことはあります。

 

ただですね。

 

私の好きな青は、濃紺に近い青なんです。

「深い青」です。

 

日本画の天然岩絵の具の、藍銅鉱の色です。

少し紫に近いかもしれません。

 

その青が、京都で日本画を勉強している、私の好きな「青色」なのです。

 

でも母の選んだカーテンは、少し水色がかった「明るい青」でした。

 

cerulean blueです。

南国の海の色です。

明るい南の空の色です。 

たまに火山灰が降っていましたけれど・・・。

 

 

これはもう、仕方ないです。

 

同じ現象は、絵画教室でも頻発していますから。

 

たとえば。

 

「あのー、先生が『赤を塗ればいい』と言われたので、『赤』を塗ってみましたが、どうも上手くいきません」

 

と困っている生徒さんの手元の「赤色の絵の具」を見ると・・・。

 

「うーん、それはどちらかといえば『赤色』ではなく『朱色』ですね。やり直しましょう」

 

私の伝え方が、まずかったのです。

 

 

これまでの指導経験の中で、同じ「赤色」のイメージを持っている人は、たいてい同じ出身地の人でした。

 

ですので指導する際には、こんな工夫をしています。

 

私は京都人ですので、京都出身の生徒さんには、色のイメージを「古色のような赤」「深い青」など、簡単な言葉だけで伝えることが多いのです。

 

それでも、「ああ、なんとなく分かります」と理解できてしまいます。

 

ですが、出身地が違う生徒さんの場合は、なるべく絵の具そのものを指示して伝えています。

もしくは、色の名前です。

 

上の写真は、私が作った水彩絵の具の色見本です。

これを使って指示することもあります。

 

 

ちなみに画廊の仕事でも、「県民性による色の好みの違い」は大いに関係しています。

 

京都で売れる色と、大阪で売れる色は違います。

 

実際に着ている服や着物の色も違いますよね。

 

東京の作家さんの絵と、京都の作家さんの絵も違います。

構成の違いよりも、色の使い方の違いの方が、顕著だと感じます。

 

色の好みに県民性はあります。

それを知ることは、どんなビジネスにおいても、非常に重要だと思います。

 

影響が強いのは、生まれた場所なのか、育った場所なのかは分かりませんが、幼少期に見たものの影響は強いですね。

 

いまはテレビやゲームの影響なのか、若い子たちに、「色彩の地域性」を感じなくなってきました。

 

生活環境の変化で、また変わっていくでしょう。

 

 

 

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