強烈に愛される画家になるための特別講座

結果を出せる画家になりたい人のためのテクニックが満載!画廊オーナーで京都の日本画家・宮毬紗(絵画教室講師歴24年)がファンから圧倒的に愛される戦略を教えます

体験するからこそ描けるもの

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こんにちは。

宮毬紗です。

 

京都が寒すぎます。

電気毛布に包まっても寒すぎて、肩こりと頭痛がひどく、1日寝てました…。

 

一度、平安時代の貴族が着ていた十二単(じゅうにひとえ)を体験したことがありますが、あれは防寒具として必要ですね。

御所の中で、じっと座ったまま、冷えに弱い女性が寒さを凌ぐには、あのくらいの厚着はしたいものです。

 

私は紫式部の『源氏物語が大好きです。

京都御苑のすぐ近くに住んでいますし(笑)。

 

物語に出てくる場所が近所なので、『源氏物語』が「火曜サスペンス・舞妓探偵シリーズ京都鴨川殺人事件」並みの親近感です。

 

ですので。

絵のモチーフも、度々『源氏物語』から引用します。

物語に出ててくる花であったり、着物の色合わせであったり。

 

そういう絵の発表もしています。

 

源氏物語』をテーマにした絵で個展を開催したり、2008年の京都府美術工芸新鋭展では源氏物語絵巻』の詞書からの印象を日本画にした絵画京都新聞社賞をいただきました。

 

 

しかし!

 

源氏物語』大好きと公言しつつ。

平安時代をイメージした絵を描きつつ。

 

さらに賞までいただきつつ・・・

 

実は。

 

一度も十二単を着たことがありませんでした。

 

知らへんのです。

十二単の実感を。

 

想像しても、この程度です。

 

「なんや、重そうやなあ〜」

「洗えへんし、お香を焚き染めても、けっこう臭いんちゃう?」

 

体感を知らないので、現代の身体感覚で想像したイメージで描くしかないですよね。

ああ、恐ろしい。

 

・・・ってことを考えていたら、人の巡り合わせの奇跡が起きます。

 

葵祭の斎王代などに着付けをされたことがある先生に、十二単を着せていただくことができました。

 

絵の神様はいますね、ぜったい。

真面目にやっていると奇跡が起きます。

 

 

上の写真は、私が着た十二単です。

一度着て、脱いだあとです。

 

上体部の衣が立ち上がっていますよね。

そこを掴んで腕を通し、再び着衣できます。

 

着付けの先生が源氏物語にちなんで「空蝉うつせみと名付けられた状態です。

ロマンチックというか、色っぽいというか。

 

十二単は、衣を重ねながら腰紐を脱いていくので、じつはすべての衣は1本の腰紐で固定されています。

その1本の腰紐を解くと、なんと、一気に衣を脱げるのです。

 

 

ということは、脱がすのも早い・・・。

 

・・・ああいう感じやったのね、源氏とお姫様たちは。

案外とスピード感があります。

 

ですが、着ているときは、立っているだけで「衣が重い・・・」とくたびれてきます。

スピード感ゼロです。

 

そりゃじっと座って、貝合わせで遊んだり、歌を詠んだりしていたいです。

ウロウロできません。

男性に動いてもらいたいです。

 

それまでは、頭の中で想像していただけでしたが、身体的に『源氏物語』を読み直すことができました。

 

 

他の場合も同じですね。

 

たとえば。

 

動物を描くのなら、やはりその動物に触れることは大事です。

象や虎など、触ることが難しい動物もいますが、毛皮剥製に触れてみることはできますよね。

 

こういうことは交渉次第です。

 

お願いするタイミングをちゃんと見計らえば、危険なことでない限り、完全に不可能なことは少ないのです。

なんでも最初から、「そういう事は無理に決まっている」とあきらめては勿体ないですよ。

 

そして、そういう「特別な経験」は、あなたの強みになっていきます。

 

京都にいるからこそ描ける絵が、私の「強み」です。

あなたの強みも、教えてくださいね。

 

 

 

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