強烈に愛される画家になるための特別講座

結果を出せる画家になりたい人のためのテクニックが満載!画廊オーナーで京都の日本画家・宮毬紗(絵画教室講師歴24年)がファンから圧倒的に愛される戦略を教えます

絵で目立つということ/実践編

こんにちは。

宮毬紗です。

 

やりたいことがありすぎて、寝るのがもったいない性格なので、ほぼ毎日寝落ちします。

昨日はパソコンと、仲良く添い寝していました。

いつ寝たのかは、開いている画面で確認。

 

 

という日々を送るなかで、このブログで書きたいことがまだまだあります!

 

今日のテーマはこれです。

 

「絵で目立つということ」

 

秋の公募展に向けて、そろそろモチーフやテーマを考え始める人もいるでしょう。

やはり入選入賞したいものです。

良い季節になってくるので、個展グループ展を開催する人もあると思います。

  

たーーくさん作品が搬入されます。

たーーくさんギャラリーがあります。

 

魅力ある場所ほど、競争相手の数は多いです。

やはりその中で目立っておきたいものです。

 

悪目立ちではなくて、評価される目立ち方がいいですよね。

そのためには、この2つの要素を兼ね備えたものを目指しましょう。

 

 

1、何を伝えたいのか主張がハッキリしている。

 

2、希少性がある。

 

 

1の場合をクリアできれば、ほぼ入選圏内に入れると言っていいでしょう。

そのくらい、何を伝えたいのかが分からない絵が多いです。

 

例えば、こんな感じの絵です。

 

 

「桜が満開の木が数本描いてあって、その下でお花見しているグループが描いてある。それを見て、一体どこに感動したらいいの?」

 

「山並みを描いているのは分かった。で、『山がある』って以外に何が言いたいの?」

 

 

現象や物だけを描いても、多くの人の感想は「それで?」な反応止まりです。

「ああ、いいね」とまではいきません。

 

なぜでしょうか。

 

あなたは「お花見が楽しそう!」と感動したのかもしれません。

家族でお花見をした、懐かしい思い出を描こうとしたのかもしれません。

 

でもですね。

 

「お花見」という現象だけを描いても、そこには共感が生まれないのです。

 

よほどのお花見好きなら別ですが・・・(^。^;)

 

 

感動する絵に必要なのは「共感」です。

 

「ああ、そういえば家族でお花見したっけ。お母さんのお弁当が美味しかったなあ」

「おじいちゃんが、酔っ払ったっけ」

 

見る人の、こんな思い出を引っ張り出す絵に持っていくのです。

 

そのために、どういう構図を取ればいいのか、何をクローズアップして描けばいいのかを精査しかなければいけません。

 

・・・って生徒さんに言っても、こんな声が返ってきます。

 

「先生、そんな理屈を言われても、どうやったらいいのか分かりません!」

 

はい、そうですよね。

 

それを教えるために、絵画教室があるのです!

 

 

よっしゃ、じゃあひとつ具体例を出しまっせ。

 

 ではですね。

 

「家族でお花見をした、懐かしい思い出を描きたい」という場合どうすればいいでしょう。

 

まず、これは絵の中にいりません。

 

「桜の花がきれいだった」

 

いらない要素ですよね。

 

桜の花がきれいだったから、楽しい思い出だったというエピソードを描きたいわけではないのですから、桜の木を画面の中に大きく描く必要はないですね。

桜の木があるというニュアンスだけでいいです。

 

 

逆に、これは絶対に必要です。

 

「お花見に集う人の表情」

 

その日に特別に集まる「家族」というものの姿を描くのです。

 

家でいる時とは違う表情。

家族ならではの仕草。

家族だからこそ、どんな服装で集まって、どんな姿勢になるのか。

 

それを構成に入れていきます。

 

「思い出である」というニュアンスを強く出すには、服装や持ち物の時代感も考える必要がありますね。

 

ただし、あまり絵の中に主張を多く入れすぎると、言いたいことが薄まります。

家族で集う楽しさのテーマだけで十分に絵は成立しますので、「思い出」は省きます。

 

これで構成ができました。

 

画面の中央には、家族の姿が大きく入るはずです。

桜の木は具体的には描かれずに、背景色にぼんやりと薄い桃色がある程度になるでしょう。

あとは、地面に桜の花びらを描きこむことになると思います。

 

これが、あなたの「家族でお花見をした、懐かしい思い出を描きたい」という主張が伝わる構図です。

 

これがもしも、「桜の木に囲まれた、非日常的な家族が描きたい」だった場合は、俯瞰的な構図で、上から見た桜を四方に描き、画面の真ん中に、上から見た家族の姿を描くのも有りです。

 

 

あなたの描きたいものを、どうやって人に伝えればいいでしょうか。

 

伝え方は、まだいろいろありますが、ぜひ一度この思考方法に当てはめて考えてみてください。

いらないものを描きすぎていることに気がつくかもしれません。

 

 

 構図については、この記事にも書いています。

miyamarisa.hatenablog.com

 

 

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