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愛される画家になるための絵画教室

これから画家になりたい人必見!京都の日本画家・宮毬紗(絵画教室講師歴24年、一晴画廊オーナー)のネットで学べる絵画教室

出品作家さん用記事:ギャラリートークで何を話すか

こんにちは。

宮毬紗です。

 

この記事の続きです。

ギャラリートークで何を話せばいいのか、もう少し詳しく書きますね。

miyamarisa.hatenablog.com

 

まず、想像してみてください。

あなたの絵を見に来ているお客様は、あなたの何を知りたいと思っているのか。

 

あなたのことを、まったく知らない人もいます。

大きな展覧会でしたら、そういう人の方が多いかもしれませんね。

 

そのことを意識して、ギャラリートークの進め方を考えてみましょう。

 

 

まずは、挨拶しましょう。

 

「こんにちは。***です。よろしくお願いします」

 

スピートの前に挨拶するのは基本です。

 

いきなり「えーっとですねー」と、本題に入らないようにしましょうね。

 

 

次にですね。

 

持ち時間の10分の1は、あなたの略歴を話しましょう。

 

どこで生まれて、どこで育ったか。

絵を描き始めたキッカケ。

主な活動拠点。

 

これは事前に用意できますね。

台本を作り、それを丸暗記してください。

 

紙を見ながら読むのはダメですよ。

話すときは、常にお客様の方へ顔を向けていましょう。

紙を見ながら話すのは、お客様との間に心理的な壁を作ります。

 

あなた自身のことですから、暗記しましょうね。

 

 

そして、展示してある絵について説明しましょう。

様々なメディアが集まった展覧会では、まずは画材を紹介してください。

 

例えば日本画でしたら・・・。

 

「この絵は、麻紙(まし)という、手すきの和紙の上に描いています。鉱物を砕いて作った岩絵の具という、砂状の絵の具を使っています」

 

こんな感じです。

 

絵画について、まったく知らない人にでも分かるように、なるべく専門的な用語を使わないでおきましょう。

もし使用する場合は、理解しやすい説明をつけましょうね。

 

 

次に、何をテーマを描いているのかを伝えましょう。

 

ここで注意です。

抽象的な話題や聞きなれない言葉が多いと、多くの人は理解できません。

ギャラリートークで絵について語るときは、できる限り、具体的で、平易な言葉で話してください。

 

読む言葉は、いくらでも難しくしても構いません。

理解するスピードは、自分でコントロールできますから。

 

ですが話し言葉は、分かりやすいに越したことはありません。

 ギャラリートークは、聞き手が「そこ、もう一度巻き戻して」とコントロールできませんよね。

 

一度聞いて、すんなりと理解できる言葉を使いましょう。

 

 

そして、とても重要なこと。

 

ぜったいに持ち時間を越えないようにしましょう。

 

事前に持ち時間を聞いていたら、練習しておきましょうね。

 

なぜなら、幾人かトークをする作家さんがいたときに、ある特定の作家さんだけを目当てに、時間を考えて来ている人もいるからです。

 

「20分間なら抜けられる」

 

そんな予定をたてて来ている人もいます。

展覧会に来るすべての人が、時間に余裕があるわけではないのです。

 

それなのに、5分、10分と、それぞれが時間を少しずつでも延長していけば、お目当ての作家さんのトークを聞けないまま会場を出ないといけなくなります。

 

心底がっかりですよね。

 

これは事前の工夫で改善していけることです。

お客様のために、持ち時間を守ることを意識してくださいね。

 

 

トークの最後は、「聞いてくださって、ありがとうございます」とお礼を伝えてください。

 

お辞儀の角度は90度です。

心を込めて、ゆっくり、深くお礼をしてください。

 

頭を下げている時間は、心のなかで「1、2、3」と数える間です。

数え終えたら、ゆっくり頭を上げてください。

 

心を込めた深いお礼ができると、人の印象に残ります。

 

なぜなら、きちんとしたお礼を出来ない人が多いからです。

 

あなたの話を聞いて、中には、帰りたくなるほと、つまらなかった人もいます。

ヤジりたいほどの人も、あったかもしれません。

 

それでも、その場で聞いてくれたのです。

深いお辞儀で、感謝しましょう。

 

まったく、この通りでなくてもいいです。

あなたのアレンジを加えてください。

 

誰のためにギャラリートークをするのか、これを機会によく考えてみてくださいね。

 

 

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