読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

強烈に愛される画家になるための特別講座

これから画家になりたい人必見!京都の日本画家・宮毬紗(絵画教室講師歴24年、一晴画廊オーナー)のネットで学べる絵画教室

絵の上に物を置いていませんか?

こんにちは。

宮毬紗です。

 

京都は新緑が美しいです。

庭のツツジが花開いてきました。

 

小鳥が来ていないかなと庭を眺めるのが日課です。

よくメジロが庭の手水で水浴びしています(*^。^*)

 

さてさて。

 

ちょっとですね・・・

ギョッとしたことがあったので、書いておきます。

 

先日、ある絵画研究室の見学に行きました。

趣味で楽しんでいる人から、プロを目指す人まで、レベルはそれぞれです。

 

皆さん自由に制作されていました。

 

そこで、「ち〜ょっと待った!」な光景を目撃してしまいました・・・。

 

たまにうちでも目撃する、これです。

 

「絵の表面に絵皿を置く」

 

・・・これはあきまへん。

 

絶対にやってはいけません。

 

なぜならば、絵皿の底には、絵の具がついていることがあります。

皿の底についた水分だけでもアウトです。

「輪っかのシミ」が絵の表面に残ってしまうことがあります。

 

残念なことに、これは案外と見るのです・・・。

 

描いている絵の表面の上に、ポッと何かを置く行為。

 

絵皿だけでなく、なんでも置いてはダメです(^0^;)

絵の具のチューブも、汚れる原因になりますから。

 

「置くことの、何がそんなに問題なのですか?」 

 

という質問が以前にありました。

 

あのですね。

 

絵の表面は非常に柔らかいのです。

硬いものをぶつけたり、擦れたり、押し付けたりするだけで、傷がいきます。

 

ですので、シャツの袖口のボタンも要注意なんですよ。

 

絵の具を塗った時に、傷がいった箇所だけ、絵の具の乗り具合が違ってきます。

ぶつけた時には想像しないくらいに目立ちます。

 

大抵は、傷に絵の具が溜まって、色が濃くなります。 

 

絵の表面は、非常に繊細なのです。

例えていうと、美しい少女の肌と同じと思って間違いありません。

 

硬いもの、鋭いものの衝撃に弱いんです。

押し付けたり、引っ掻いたりすると、すぐに傷になってしまいます。

紫外線にも弱いです。

ホコリっぽい場所、湿気の多いで放置すると痛みが早くなります。

 

ただし。 

 

ペインティングナイフで絵の表面を削る技法もあります。

それは意図的に<表現>としてつける傷ですので例外です。

 

ちなみに、絵画を調査するときは、傷のできている箇所が<表現>なのか、あるいは<破損>なのかを判定します。

販売する絵の場合、傷があると価値が下がることがあります。

できる限り傷む原因を排除しておきましょう。

 

意識の持ち方で、いますぐに改善できます。

ぜひ絵の表面は、制作中も、完成後も、優しく扱ってくださいね。

 

にほんブログ村 美術ブログ アトリエ・スタジオへ
にほんブログ村

にほんブログ村 美術ブログ 絵画へ
にほんブログ村

 

京町町家で学ぶ絵画教室はこちら

ichiharugallery.hatenablog.com

画廊はこちら

ichiharugallery.hateblo.jp